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2011年7月12日 (火)

外国人貢献賞(陝西省)受賞小林さん来校

中国陝西省で日本語教師として活躍する卒業生の小林さんが来校され、放課後時間のある学生と茶話会を持ちました。

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小林さんは62歳まで石油会社で働き、その後川崎の病院で関東地区に入港する船員たちの通訳を務めました。その時に中国を含む大勢の外国の方に接し、中国語の必要性を感じ中国に1年留学をしました。その後進路を日本語教師に定めCBCで1年間しっかり学び、日本語教師になりました。中国謂南師範学院(国立師範大学)で2年教授を取った後、今年の4月から陝西省旅遊学校で教師をしています。師範大学で教えていた時に、外国人貢献賞を受賞し、授賞式の写真は学校案内に記載されました。
小林さんが初めて住んだ地域には日本人はおらず、珍しがられたそうです。食事をしたレストランに後日訪ねたら、ご夫妻の写真を貼ってあったとか。その写真を見た方が子供を大学に入れたというので広報効果抜群です。日本人は堅物で、融通が利かず、わがままだと多くの中国人が思っているようです。小林さんはフレンドリーで、オープンマインドな性格の方なので、日本人に対する考え方が変わったと良く言われるそうです。日本語教師であると同時に小さな外交官ですね。
人生はいつでも色々な可能性を持っていて、年齢は関係ないと小林さんに教えられました。中国人が大好きになり、気力が続く限り中国で教えていきたいという小林さん。元気で長く働いてください。

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国立師範大学のパンフレットに、受賞の様子が掲載されました。